教科 |
教材名 |
発達段階 等 |
内容 等 |
国語 |
|
|
|
模倣・指さしを獲得する時期 |
絵本の読み聞かせを聞き、食材模型を取ってバスに貼る。 | ||
太田ステージによる、StageV-1の段階(シンボル機能がはっきりと認められる段階) |
6×6のマスに帽子・服などの身につけるものと、黒・赤などの色が縦軸横軸に表示してあり、赤い服などの絵を該当の位置に貼るなど。 | ||
笑顔での交流が育つ時期 話しことばを獲得する時期 |
絵本「ぴょーん」を見聞きし、かえるや猫の紙人形を跳ばす。 | ||
文字と言葉を習得する時期 |
絵カルタと絵カルタのマッチング,絵カルタと文字の入った絵カルタのマッチング,絵カルタと言葉カードのマッチング, 絵カルタに合う言葉の一つ一つの文字を探し言葉にする。 | ||
本校発達段階表 V文字ことばを獲得する時期 |
いろいろなものの名前を知り、野菜・乗り物・果物など、なかま分けする。 | ||
漢字の読みに取り組む時期 |
アニメの歌詞を利用して、楽しく漢字の読みを習得する。 | ||
うしろにいるのだあれ? | 話し言葉を獲得する時期 | 紙芝居を見聞きし、「うしろにいるのはだあれ?」の後に、絵の一部を見たり、鳴き声を聞いたりすることで、次の動物を期待する。 | |
コロちゃんはどこ? | 話し言葉を獲得する時期 (一語文から二語文へ) |
紙芝居の中で、コロちゃんを探すように促した後、写真やカードを提示し、教室の中で実際にコロち ゃんを捜してみる。 | |
さつまのおいも | T期 笑顔で交流が育つ時期〜 V期 話し言葉を獲得する時期 |
絵本「さつまのおいも」の読み聞かせの後、児童と教師が一緒に「おーい」と呼び、登場したおいもどんと綱引きをする。 | |
ホットケーキとフライパン | V期 話し言葉を獲得する時期〜 X期 文字ことばを獲得する時期 |
紙芝居を読み聞かせし、劇遊びの中で、買い物をして、ホットケーキを作る。 | |
にじをつくったのだあれ | 模倣・指指しを獲得する時期 | 具体物・写真カード・言葉と同じ具体物を選ぶ。正解すると選んだ物を引っ張り、その具体物と同じ色の虹がかかる。 | |
よつばカード | 6ヶ月〜2歳 |
「みんなの広場」の歌で、一人ずつ呼び出す。呼ばれた生徒は、ボードまで来て、カードをボード上の自分の葉の位置に貼りつける。 | |
算数・数学 |
|
|
|
感覚を通して外界とのかかわりを広げる時期 操作することを通して認識する時期 |
二つの箱を利用し、片方に模型を入れて両方を閉じ、入っている方を選ぶ。 | ||
笑顔での交流が育つ時期 操作することを通して数や量を認識する時期 |
赤、黄、青の筒に同じ色のボールを入れて、斜面でボールを転がす。 | ||
物を握った手を動かし、お皿などに入れることができる。 |
お皿とケーキ(模型)を利用し、一対一対応をする。 | ||
数認識の初期段階 手先の巧緻性を高める段階 |
ペットボトルとカプセルを利用して、一対一対応をする。 | ||
集団の中で簡単なルールを守って活動することができる段階 数量の概念を形成する時期又は簡単な加法を習得する時期 |
マジックテープを利用したボールの的当てで、合計得点を競う。 | ||
図や絵の部分の違いがわかる。20くらいまでの数字がわかる。 |
時計、写真や図を使ってスモールステップで、時計「○時」を読めるようにする。 | ||
簡単な足し算・引き算または電卓ができる。 |
レシートを使って、シートに「収入」「支出」「残金」などを記入する。 | ||
金種(硬貨)の理解ができており、お金の扱いに慣れる段階 |
買い物をイメージしながら、商品の選択、お金の支払いをする。また、スーパーやデパート等での買い物をイメージしながら、どのお店にどんな品物があるかを分類する。 | ||
あ〜ん。ぱくっ | U期 操作をすることを通して数や量を認識する時期 | ○、△、□の型を丸のブタ、三角のカエル、四角の牛の口の中に見分け、「あ〜ん。ぱくっ」の言葉とともに入れる。 | |
レッツビンゴ | X期 簡単な加法・減法を習得する 時期(1) |
「レッツビンゴ!」のかけ声とともに、児童に数字の書かれた玉をひかせ、数唱させる。数詞を聞いて、該当する絵カードを選び、各々のワークシートの上に重ねる。 | |
一対一対応 (初期段階)の学習 |
一対一対応ができる段階 | 枠内に対応させるものを一つずつ入れ、また取り出すことにより、一対一対応へのイメージをもたせる。 | |
時間のものさし (休憩時間「幸せ時計」) |
数字は読めるが、アナログ時計の針を読むことが難しい程度の時計の理解力の児童生徒 | 「KA○−TUNルーム」に行く時に、教師が「〜ききこ」(1ききこ=5分」であることを伝え、「〜ききこは〜分」かたずねる。生徒が「〜分」と答え、その時間、休憩をする。 | |
時計早見表 | 時刻をよむことは全くできず、1〜5までの足し算も具体物を操作することでやっとできる程度 |
教室の時計を工夫。内側に短針用の目盛り(1時間ごとの数字と色分け)、外側に長針用の目盛り(1分ごとの目盛りと数字)を貼り付けている。 | |
英語 |
|||
自閉症で発語がない場合 |
音声と絵、文字によるマッチングで英単語をおぼえる。 | ||
音楽 |
|||
学年で一斉に行う音楽の授業で使用。 |
歌詞の内容を表したOHPシートを利用して、情景や歌詞のストーリーをイメージする。 | ||
体育 |
|
|
|
ハッスル とらちゃん | 連合運動や創造的運動の時期 〜手・足の操作期A〜 |
玉入れのように、とらちゃんへ元気の玉を投げる。玉がたくさん入ると、沈んだ顔だったとらちゃんがパッと明るい顔に変わる。 | |
作業 |
|
|
|
数の認識があり、何センチか測ることができ、記録を取ることができる。 |
ピーマンの成長を写真とメジャーなどを使って記録する。 | ||
生単・総合 |
|
|
|
肢体不自由児童・生徒ほか |
穴つき包丁の先端をL字金具でまな板に固定し、食材を押し切ることができる。 | ||
主に絵や写真での認知があり、順番の概念が多少ある児童 |
自分たちが写った写真教材を使って、初めて行く場所で何をするか見通しを持たせるようにする。 | ||
アストラムラインの改札機 | 絵や写真での認知がある児童と具体物を用いることで,より高い理解を促すことのできる児童 | 改札機の,受け口に切符を入れると中に入っている人が取り、取り出し口から切符を出すことにより、改札機の利用の仕方を理解させていく。 | |
ドーナツ屋セット | 絵や写真での認知があり、繰り返し練習することによって、落ち着いて活動できる児童生徒 |
ドーナツ模型、本物の硬貨、トレー、トングなど、本物に近い状況で買い物ごっこを行う。 約束カードや手順カードなどを用意する。 | |
日常生活の指導 |
|
|
|
カードをめくることができる。写真を見て内容を理解できる。 |
ズボンを服に入れる手順の示されためくり式のカードによって、服をズボンに入れる。 | ||
自閉症の児童・生徒を中心に使用なかなか相手の話に意識を向けることが難しい生徒 | 授業で生徒に話をするときに使用。どのくらい注目してほしいか、レベル1〜3で、表現している。 | ||
時間を守ろうシート | アナログ時計を読める生徒4名、読めない生徒2名 | 守らなければならない時間(授業開始時間)を3回設定する。係の生徒が毎朝「時間を守ろう」シートを白板に貼り、帰りの会で振り返りをする。 | |
掃除手順表 | 少し前の記憶を相手に伝えることが難しい。順序を理解しており、上から順番に行うことができる。 | 一つ一つの動作を撮影した生徒自身の写真に文字が書いてある。週に1度、朝学習での掃除の際に携帯し、確認しながら活動している。 | |
健康診断等の絵カード | 自閉症の児童・生徒を中心に使用児童・生徒に見通しをもたせたい時に使用 | 絵カードで提示し、健康診断等がスムーズに受けられるようにする。 | |
学校行事 |
|
|
|
生徒に作りたい花のイメージを聞きながら、丸める方法の支援が必要。 |
ホームルーム活動で、お誕生会の記念写真として使用する。 | ||
遊び学習 | |||
スイッチで動くおもちゃ | 視力あるいは聴力などで、おもちゃの動きをとらえることができる児童生徒 | 児童生徒の認識に合わせたスイッチをおもちゃに接続して、スイッチの操作を促す。 | |
筆記補助具 | 重度重複障害で、自発的な動きが難しい児童生徒 | 筆記具を補助具にはめ、児童生徒の手を補助具に載せ、教師が手を添えて描画を行う。 | |
自立活動 |
|
|
|
感覚を通して外界とのかかわりを広げる時期 |
マジックテープでくっついているりんごを引っ張って取る。 | ||
絵柄の違いがわかる握った手を動かすなど簡単な操作ができる。 |
2種類の同じ模様の入った筒と棒を利用し、筒を同じ模様の棒に通す。 | ||
|
きゅうすを持ち、お茶を入れることができる。 |
手順書を参考にお茶くみをする。 | |
簡単な操作ができる段階 |
蛇の図柄のボードにひもを通す。最後まで通すと、蛇の口から舌が出るようになっていて、興味を持たせることができる。 | ||
待つことがむずかしい児童生徒 |
赤色の部分が減っていく本教材を提示し、「5,4,3,2,1」と言葉かけすることで精神の安定を図る。 | ||
手指の巧緻性を高める時期 |
ボタンの部分がある衣服の一部を傾斜のある土台に貼り付け、ボタンのとめはずしの練習をする。 | ||
シャボン玉装置 | 感覚を通して外界とのかかわりを広げる時期 | 電動の鉄砲型のシャボン玉装置の引き金のところに針金で巻き付け、持ち手をつけた。持ち手を引っ張るとシャボン玉が出てきて、手を離すと止まる。 |