教科 |
教材名 |
発達段階 等 |
内容 等 |
国語 | |||
りんごもぎ | 模倣・指さしを獲得する時期、感覚を通して外界とのかかわりを広げる時期 | ことばを理解しての操作活動、眼と手の協応動作 | |
好きなものどこ? | 目的や簡単な見通しを持って活動できる | 自分で手を伸ばしたり、ひもをひっぱたりして好きな物を取る。 | |
かみなりぼうや | 1笑顔での交流が育つ時期、2模倣・指さしを獲得する時期、3話し言葉を獲得する時期 | 絵本の内容を体験し、イメージを持って活動したり、水や泡の気持ちよさを味わったりする。 | |
ぞうくんのさんぽ | 2期:模倣・指さしを獲得する時期 | 自分の好きな場面やストーリーの展開を期待しながら楽しんで物語を見聞きする。 | |
絵本「がたんごとん がたんごとん」 | 2期:模倣・指さしを獲得する時期 | 絵本を見聞きするなかで、おおまかなあらすじを理解したり、言葉の繰り返しを期待したりすることができるようになる。 | |
テーブルシアター | 自分から絵本を見ようとすることはまだないが、繰り返しのある簡単なストーリーの物語に興味をもち始めた段階 | ペープサート劇、積み木ペープサート劇、人形劇 | |
パネルシアター「たまご・たまご」 | クラスの一斉指導に用いた。同じ教材でも発達段階のちがう児童が興味関心を持てるよう言葉かけや課題に工夫をした。 | 「たまごたまご」の歌に合わせて、パネルに貼ったり、組み合わせを考えたりする。 | |
「くまさん、くまさん、なにみているの?」 | 高等部A |
大きな紙芝居とマッチングさせる。 | |
単語作りボード | 文字ことばを獲得する時期 | 小さなホワイトボードに枠を作り、その枠の中に磁石をくっつけた文字カードを貼って単語を作る。 | |
ひらがな50音表 | 文字ことばを獲得する時期 | 文字に対する興味や関心を高め、ひらがなを読んだり、書いたりする力を育てる。 | |
絵字マッチング | 国語:文字(ひらかな)が一部読める。また話し言葉を獲得する時期。数学:物を見分けることができる時期 | 国語:文字に対する興味、関心を高め、文字学習への意欲を高める。数学:カードの絵に意識を向けさせ、「同じもの」を理解する。 | |
よんでみようひらがなカタカナ | ほとんどのひらがなを読むことができるが、一文字ずつひろい読みをしている。 | ひらがなやカタカナを文字のかたまりとしてとらえ、読むことができるようになる。 | |
ひらがなプリント | 文字ことばを獲得する時期期 | 写真を見て、物の名称をひらがなで書けたり、物の名称・形容詞・動詞を考えてひらがなで書けるようになる。 | |
片仮名学習プリント | 文章表現を獲得する時期文章表現を獲得する時期 | 絵を見て物の名前を理解する。物の名前をかたかなにする。 | |
これは何? |
文字ことばを獲得する時期 |
ものの名前には、そのものの名前(下位語)と総称(上位語)があることを知る。単語の語彙をふやす。 | |
紙芝居風の台本 | ひらがなを読むことができ、物語を大まかに理解することができる。 | 出番、セリフなどを視覚的に支援することにより、自分の役割を理解し、期待感をもって活動する。 | |
パネルシアター(身近なことば) | 身近な挨拶をどんな場面で使うかを考えさせる。 | ||
算数・数学 | |||
洗濯バサミはさみ | 数や量の概念を形成する時期(1段階) | 提示された数に合わせて洗濯バサミをつける。 | |
おいしいおいしい1・2・3 | 数の概念の基礎段階 | 1〜5までの数字と具体数の一致 | |
数え枠 | 操作することを通して数や量を認識する時期 | 1対1の方法を身につけさせ個数の違いを確かめる力を養う。 | |
大きい小さいドア | ・操作することを通して数や量を認識する時期 ・数や量の概念を形成する時期 |
・パネルシアターを通して「大きい」「小さい」の概念を形成する。・数字カードを作る活動を通し、数の概念について理解する。 | |
魚釣りゲーム | 数の概念を育てる初期段階 | 2人でつった魚の数を競い合う。 | |
魚釣りセット | 縦割り集団活動 | 楽しみながら、釣り上げた魚や動物の名前をおぼえたり、釣ったものの数を数える。 | |
数の学習 | 10までの数の概念を育てる。 | 提示された数だけ洗濯ばさみを取り出す。ドットの数と一致させる。 | |
エレベーターボタン | 1桁の数字を学習する段階で使用する。 | 指定した数字を押すことによって1桁の数を学習する。 | |
ルーレット | 1〜20程度を数唱できる。数に興味をもっている。 | 数の概念を理解させる。多い少ないを理解させる。 | |
サイコロゲーム | さまざまな発達段階の生徒 |
サイコロの目を数えてコマを進め、そのマスの課題を行うゲーム | |
色のボックス | 「数量の基礎」1段階 「分類・整理する」 | 色紙の色と同じ色のブロックを入れる。 | |
マッチングシート | 低〜中機能の主に自閉症の生徒 | 形の判別をうながす。 | |
色・形のマトリックス | 操作することを通して数や形を認識する時期(3段階) | 色・図形カードを当てはまるところに置く。 | |
回転式アニメ | 目の中や見えるための構造を知った後で、錯覚を利用した遊びを考える。 | 目の錯覚を利用した楽しいアニメーションを作る。 | |
時計 | 時刻と時間を学習する段階で使用する。 | 時刻と時間のよみ方 | |
読みやすいアナログ時計 | 数量概念が乏しくても、数字が読めて1対1対応の理解ができる。 | アナログ時計をスモールステップで読めるようになる。 | |
一日の流れ | 一日の流れを絵や文字で理解し始めるころ | 主に自閉症の児童・生徒に一日の流れと今自分のすることを知らせる。 | |
社会 | |||
カードリーダー練習具 | 集団の行動を意識して行うことができる。文字を理解し始める。形がわかる。 | 校外学習にむけ、公共の交通機関のプリペイドカードを使っての支払いの練習を行う。 | |
パソコンで調べよう | 説明文を読んで自分で操作できる段階 | 学校周辺の被爆建物について、インターネットで調べる。 | |
理科 | |||
コップと大気の力 | 目には見えないが、身の回りには空気があることを言える生徒は少ない。 | 実験を通して空気(大気)の力に興味をもたせる。 | |
音楽 | |||
音符記号カードと楽譜 | 実感的音楽リズム期(色の弁別、数詞、平仮名50音読める) | 鍵盤楽器(鍵盤ハーモニカ等)を使い、楽譜を見て簡単な曲を演奏する | |
「サルサ」で楽器を楽しもう | 発達段階にかかわらずどの生徒にも主体的に取り組ませた | ラテン系の軽快な音楽に合わせて、さまざまな楽器の操作を楽しむ。 | |
うた「いるか」 | 多様な障害や発達差を超えて一緒に楽しむことができる。 | 音楽の楽しさ、歌うよろこびを味わわせる。 | |
図工美術 | |||
ケチャップチューブ | 力を入れて物を握る、床や机に向かって物を押し付ける動作が見られる。紙に色がつくのを見る、目で追う。 | チューブを指や手のひらで押す、握るなどの操作を通し手指の操作性を高める。 | |
風鈴の制作 | 生徒の実態に合わせて個別指導 | 風鈴の製作を通して、色づかいの学習や涼やかな音色を楽しむ。 | |
カラー版画 | 色の変化を注視することができる段階から版画技法の効果を予測できる段階まで。 | 基本的な版画の技法を経験する。 | |
英語 | |||
バーコードリピータ | 絵や写真で内容を理解できる生徒 | 音声と絵、文字によるマッチングで英単語を覚える | |
体育 | |||
肥満度の測定表(エクセル版) | 高等部生徒 | 身長と体重からBMIを出す。 | |
家庭 | |||
調理縦型レシピ | 高等部生徒 | 時系列を縦にし,調理の見通しをもちやすくする。 | |
生単・総合 | |||
生単視覚支援小物3点 | 数字や上下で順番が意識できる。 | 生単の学習において視覚的なサポートにより見通しを持って活動できる。 | |
アストラムライン模擬券売機 | 乗り物の乗り方を学習する段階 | アストラムラインを利用するため、券を買う手順や改札の通り方の学習をする際に使用します。 | |
バーチャルファイアー | 中学部2年野外活動参加者全生徒対象 | 野外活動のキャンプファイアーの練習として、実際の火が使えない教室等でファイアーのイメージをさせる。 | |
進路学習ノート(実習用) | 文字が書ける生徒から写真等で内容を理解できる生徒を対象 | 職場(体験)実習,校内実習の事前・事後学習及び実習中に実習ノートを活用する。 | |
学年会 | |||
水まきカレンダー | カレンダーの1マスが1日だということがわかっている。 | 芋を育てているという長期の見通しをもって、主体的に水まきをする。 | |
遊び | |||
水中メガネ(パネルシアター) | 発達段階のちがう児童が興味関心を持てるよう操作性のある物や言葉かけ | 「水中めがね」の歌に合わせて、教師や児童がパネルを操作 | |
野球セット | 特になし | 友だちや教師と一緒に遊ぶ楽しさを感じ取る。野球やボールを使った遊びに興味をもつ。簡単なルールを理解して遊ぶことができる。 | |
自立活動 | |||
減圧ボール | 全児童生徒 | バランスボールを使ってのリラクゼーション姿勢不安の改善、ストレッチ他 | |
ねじまわし | 操作することを通して数や量を認識する時期 | 手指の巧緻性、手と目の協応、1対1対応 | |
ジグソーパズル | 絵柄、形を認識できる。 | 集中力、認識力の向上、精神の安定 | |
お箸でパックン | お箸やスプーンの練習 | ||
『配る』〜袋詰め〜 | 操作することを通して、数や量を認識する時期 | <作業スキルの向上> ・「配る」活動になれる。・手指の巧ち性を高める。 |