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平成19年3月19日
広島市立広島養護学校 嶽野壽正

来年度に向けて
 
 高等部第12回卒業式、小中学部第24回卒業式も無事終了しました。在校生は本年度最後の懇談会と20日の修了式を残すのみとなりました。この1年間のお子様の成長はいかがでしたか。私たち教職員にとっての最大の喜びは子どもの成長した姿です。子どもたちが持てる力を充分に発揮し、やりきったぞという満足げな表情をみせてくれたときの喜びはなんともいえないものがあります。また、学校の在り方はどうでしたか。不行き届きの面もありいろいろとご心配をおかけした点も多々あったと思いますが、この一年間ご理解ご協力をいただき深く感謝しております。誠にありがとうございました。 来年度も、本校教育目標の達成に向けて教職員一丸となり全力で頑張っていく所存でございます。よろしくお願い申し上げます。
 さて、来年度の児童生徒数がほぼ確定しましたのでお知らせいたします。今後、転出入による若干の増減があるかもしれませんが現時点での数です。小学部1年生は6名入学します。小学部全員で50名となります。中学部1年生は20名入学します。中学部全員で64名となります。高等部1年生は47名入学します。高等部全員で138名となります。全校生徒は252名となり本年度より4名の増加です。それに伴い普通教室を一教室増やす予定です。また、厨房の釜も増やし給食数の増加に対応します。
 この春休みには、厨房の改修工事と、生活訓練室前のプレハブの防火仕様改修工事などを予定しております。工事期間は3月17日(土)から4月1日(日)の予定です。春休み中に学校においでになるときには工事現場や工事車両などに充分にお気を付けて下さい。

学校協力者会議の開催 
 
 先月の23日に、本年度の学校協力者の最終会議を開催しました。本年度の学校経営計画や各種アンケートの結果、学校評価などをもとに学校の取り組みや来年度に向けて、また特別支援学校に向けての様々なご示唆をいただきました。総じて、頑張っている学校の姿を評価していただくとともに、専門性の向上の必要性や児童一人ひとりを大切にすることなどについてご意見をいただきました。また、今後の児童生徒数の増加に対して施設整備の充実を考えるなど喫緊の課題解決に尽力することや、新設校が早く実現するよう頑張ってほしいというようなご意見をいただきました。各方面からのご意見をいただき充実した会議となりました。

くすのき教室について 
 
 来年度のくすのき教室の運営委員会が開催されました。本校児童生徒の放課後対策事業(くすのき教室)がスタートして約3年が終了します。この間、事業が軌道にのりスムーズな運営がなされ喜んでいるところです。
さて、本年度より長期休業中や土曜実施の「いきいき教室」も開設され、事業が拡大されています。本校の児童生徒・保護者にとりまして、放課後や休日の過ごし方の充実につながるものであり、障害福祉課や育成会のご尽力に感謝と敬意を表します。
 来年度の利用申込用紙がすでにお手元に届いていると思います。この件についてのお問い合わせは広島市社会局障害福祉課(рT04−2148 担当:坪井様)に直接お願いします。

離退任式について 
 
 本年度は、離任式と退任式を本校教職員のみで3月下旬におこないます。市立の小中学校も3月下旬に離退任式を予定されています。
教職員の異動は、年度末に行われ、そのうち教員については、3月下旬に新聞で公表されます。一方、事務関係職員の異動については新聞では公表されません。保護者の皆様には新年度になってから教職員の人事異動のお知らせをいたします。

 

新校舎 夢を託して 卒業す(吉)