校名の変更について
　
　以前にもお知らせしましたが、学校教育法が改正されて平成19 年４月１日より施行されます。今回の改正は、近年、児童生徒等の障害の重複化や多様化に伴い、一人ひとりの教育的ニーズに応じた適切な教育の実施や、学校と福祉、医療、労働などの関係機関との連携がこれまで以上に求められるという状況に鑑み、児童生徒等の個々のニーズに柔軟に対応し、適切な指導及び支援を行う観点から、複数の障害種別に対応した教育を実施することができる特別支援学校の制度を創設するとともに、小中学校における特別支援教育を推進することなどにより、障害のある児童生徒の教育の一層の充実を図るものであります。
現行の「特殊教育」が「特別支援教育」という名称に改正されます。また、盲学校・聾学校及び養護学校が「特別支援学校」と改正されます。これに伴いまして、本校の名称も４月１日より「広島市立広島養護学校」から「広島市立広島特別支援学校」となります。来年度は「特別支援学校」としての新たなスタートの年です。負託にこたえられるよう頑張っていきたいと思います。この度の卒業生が広島市立広島養護学校の名称でもらう最後の卒業証書となります。時代の流れを感じるとともにひときわ感慨深いものがあります。市養だよりも４月からは名称を変えようと思っております。

保護者アンケートのまとめ　
　
保護者の皆様にはアンケートへのご協力ありがとうございました。本年度をふりかえり、来年度の計画を立てるのに大変に参考になります。保護者の皆様のご意見を参考にして今後の取り組みに生かしてまいりたいと思います。アンケートの回収率は約57％でした。半数以上の保護者の方にお答えいただくことができました。平均は４点満点中の点数ということです。どの項目も３以上の評価をいただくことができ、来年度への大きな励みともなりました。また、お気づきの点も記入してもらっています。教員の専門性の向上や一人ひとりを大切にする指導の徹底など今後の課題をご指摘いただきました。また、配布物なども連絡帳に記入するようにすればより確実だろうと思います。なお、運動会の休日開催についてのご意見もありましたが、12 月の市養だよりですでにお知らせしたとおりです。来年度のさらなる飛躍に向けて頑張っていきたいと思います。今後ともよろしくお願い申し上げます。

質 問 内 容	平均	＜小学部＞ ・子供の様子をよく把握し、的確な指導をして下さり感謝している。 ・先生方も学校も前向きに取り組んでおられる。アンケートはとらなくてもいい。 ・教員が少ない中、熱心に対応していただき感謝している。運動会などの行事が日曜日でないのが寂しい。 ・子どもの特性をより知って欲しい。ＰＴ，ＯＴとの連携を密に。 ・指導計画が紙面上だけのものにとどまらず、どう指導するのか連絡帳などで伝えてもらい、あゆみ渡しだけ でなく、随時確認できればよい。 ＜中学部＞ ・多忙ななかで一生懸命やっていただき感謝している。支えてもらっている。 ・個別の指導はしっかりされている 目標もすばらしい ・教職員の専門知識の充実を望む ・�D�Eについては教室不足から評価が低くなっている。 ・�EはＢとしたが現在の校舎・施設では現状以上のことを望むのは無理と思う ・支援計画の福祉の部分の指導の活用が分らない ・すべての学年に目が行き届いているか疑問？現実的には一人一人を大切にはなっていない ＜高等部＞ ・教育目標のため日々努力されている先生方を見るにつけ、教職員の人数を増やす方法はないものか。 ・配布物に関して何が配布されたか伝達事項がないかぎり、子どもが持って帰ったかどうか分らない。 ・障害の把握は先生方の勉強も足りないのではと思うところも見受けられる。 ・学校からの情報について、学級便りがあるとうれしい。学年だよりは学級ごとの内容が少ないので。 ・整理整頓は物理的に無理だと思う。がんばっていると思われる。 ・学校以外の地域のプリントは必要ないと思う。 ・個別の指導計画はすばらしい。評価それも指導者と親との話し合いで出すものがあればよいと思う。 ・入学時もっと先生と話し合う時間が欲しい。先生の専門的知識を高めて欲しい。 ・障害の理解が浅い。親との話し合いを持っていただけたら。懇談の時間が欲しい。
�@個別の指導計画は指 導に活用されている	3.5
�A個別の教育支援計画 は指導に活用されてい る	3.4
�B個別の移行支援計画 は指導に活用されてい る	3.3
�C障害の把握が的確で 子どもに応じた指導がな されている	3.3
�D教室（スケジュール表 示やコーナー等の配置 を含む）は児童生徒の実 態に合うように工夫され ている	3.3
�E教室内外の整理整頓 や掲示物の工夫が行わ れている	3.3
�F学校からの情報（学校 だより･学年だより･学校 Ｗｅｂ・各種お知らせ等） の内容は充実している	3.4

豆を撒く 子らの笑顔が 福まねく （吉）