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平成18年10月20日
広島市立広島養護学校 嶽野壽正

授業公開に向けて
 
 11月1日は、他校の先生方や教育委員会の先生方に本校の授業を参観していただく授業公開の日です。多くの先生方よりご示唆をいただき今後の児童生徒の教育に生かしていきたいと思っております。今回は、小学部2年生、小学部5年生、中学部2年生、高等部1年生の授業を見ていただきます。教育委員会からは特別支援教育室より4名の指導主事の先生に来ていただきご指導を受けます。午前中が研究授業、午後は全体講演会と授業を見ての研究協議会を予定しております。講演会には、独立行政法人国立特殊教育総合研究所より内田俊行先生に来ていただき「児童生徒の実態や発達段階に応じた授業づくり」をテーマにして講話をしていただきます。

文化祭に向けて

 11月17日(金)・18日(土)の2日間にわたり、第13回文化祭を開催します。日頃の学習の成果をみなさんに見てもらうこと、他学部・他学年の展示や発表を見ることで、お互いを認め合うこと、全校で活動する喜びや、他学部・他学年の児童生徒と交流する楽しさを感じること、作業で生産したものを販売したり購入したりすることを通して社会の仕組みを知ることなどを大きなねらいとしています。両日とも、午前中が店だし・店めぐりとなっています。舞台発表は2日目の午後となっています。
 毎年、保護者の方はもちろんのこと、地域の方や、他校の児童生徒さんや先生方においでいただき、盛大なものとなっております。どの学年も、工夫を凝らしております。是非、文化祭においでいただき楽しんでいただければと思っております。

子ども安全の日(仮称)」について

 9月19日に開催された第6回広島市子どもの安全対策推進本部会議において、平成18年11月22日を初回として、毎月22日を「子ども安全の日(仮称)」と定めることが決まりました。
 昨年11月22日に矢野西小学校の児童が下校途中に殺害されるという悲惨な事件がありました。このような事件が二度とおきないように、子どもの安全を地域全体で見守っていこうというものです。
 本校においても、毎月の登校指導や下校指導を継続実施するとともに校内の安全グッズの確認などをする予定です。保護者の皆様も自宅周辺の通学路の安全確認をお願いします。
 なお、毎月22日の正式名称についてはこれから公募し決定される予定です。

障害児子どもまつりについて

 10月22日(日)には「障害児子どもまつり」が本校を会場として開催されます。主催は障害児子どもまつり実行委員会です。本校の行事ではありませんが、PTA活動の一環として、文化厚生部を中心にしてバザーなどの店だしをされます。毎年、多くの参加がありとても盛大なものとなっております。是非、時間がゆるせば、おいで下さい。

文部科学大臣賞受賞について

 新聞ですでにご存じの方もおられると思いますが、学校医の宮脇浩先生(耳鼻科)が平成18年度学校保健文部科学大臣表彰を受けられました。
 長年の学校医としてのご功績などが認められ大変喜ばしいことです。本当におめでとうございます。本校には開校時より学校医として、児童生徒の健康管理にご尽力をいただいております。子どもたちの多くは耳や鼻の検診は苦手ですが、優しい言葉かけをしていただきながら丁寧に診ていただいております。検診や医療相談では、多くの児童生徒の病気の早期発見や治療に向けてのアドバイスをして下さっています。宮脇先生は中区吉島西で「宮脇耳鼻咽喉科医院」を開業されておられます。なお、表彰式は11月9日(木)に松江市において行われます。


十五夜に 願いをこめて 夢んなか(吉)