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平成18年9月22日
広島市立広島養護学校 嶽野壽正

二学期について
 
 いよいよ二学期が始まりました。児童生徒の明るく元気な笑顔を見ることができ大変嬉しく思っております。この二学期は、運動会(小学部9月26日、中学部10月5日) 体育祭(高等部10月17日)、文化祭(11月17日〜18日)、また、小学部6年生の修学旅行(10月12日〜13日)があります。さらには、11月1日は公開授業を計画しております。他校の先生方に授業の様子を公開するとともに講師の先生による講演も予定しております。多くの先生方よりご叱正をいただき、さらなる前進をしたいと思っております。
 このように、まさに運動の秋、文化の秋にふさわしい大きな学校行事を予定しています。是非、ご家族の皆様方おそろいで学校においで下さり、児童生徒の頑張っている様子をご覧いただき励ましていただければと思います。また、学校についても忌憚のないご意見をいただければと思っております。

学校医・保健室の表彰について

 本校学校医(眼科)の竹中康雄先生が、平成18年度広島市学校保健功労者賞を受賞されました。長年の、先生のご功績が認められ大変喜ばしいことです。また、本校養護教諭 大山裕美と池田有美が平成18年度広島市学校保健研究物優秀賞を受賞しました。本校の視力検査についての取り組みを研究物としてまとめ認められました。この二つの表彰式が8月10日(木)にアステールプラザにてありました。

来校者(学校見学者)アンケートについて

 本年度より、学校見学者の方を対象にしてアンケートを実施しております。多くの方のご意見を聞き学校教育の改善に役立てていこうと思っています。一学期中にも多くの方が学校見学にお越しになりました。全員ではありませんが、ほとんどの方がアンケートに答えて下さいました。結果は次の通りです。
 ※各評定はAを4、Bを3、Cを2、Dを1に換算して平均点を出しています(少数第2位を四捨五入)。

項目

平均(4点満点)
来校者に対する応接は適切
です

3.9

教職員は挨拶をよくします

3.6

児童生徒は、のびのびと活
動や学習に取り組んでいま

3.6

学校に入ると児童生徒の活
躍している様子や、学習し
た内容などが掲示されてい
ます

3.7

廊下や階段はきれいです

3.4

廊下などの物品は整理整頓
されています

3.2

来校の目的は達成すること
ができました

3.6


 ※その他、学校についての気づきや感想を簡潔にまとめました。
教室移動が大変。医療面も看護師さんの数が不安。迷路のよう。建物の老朽化。教室の中で一人の生徒がぽつんとしていた。子どもの主体性をどこまで尊重されているのか(常時手をつないでいる場面を見て)。言語指導の個別の指導はありますか。クラス担任以外の先生はその子の障害の程度など理解していますか。時間の流れがゆったりとして、落ち着いて活動している。とても丁寧に対応されている。子ども本人の意志を大切にされている。先生方の子どもへの対応が大変参考になった。子どもへの支援の仕方や距離の取り方などとても勉強になった。掲示物も参考になった。先生方の人数も多く、時間割の編成などを含めて学校運営は大変だと思う。子どもたちが障害に応じて生き生きと自分を表現している姿がすばらしい。みんないい顔をしている。学校は楽しいところと感じられるような先生方の対応が見られた。学校が古くて利用しづらそう。子どもたちは生き生きとしている。詳しく説明していただいた。丁寧に対応していただいた。児童生徒の作品がとても素敵でした。きれいに掃除されていて感心した。先生がよく動いている。丁寧に子どものことを考えておられることに感動した。作品がたくさん掲示されていてよかった。ありのままの実態をいつでも見ていただきたいと事前に話されていたように、廊下から授業の様子を見るだけでも学習計画が計画的に組まれていることがわかった。私たちだけでなくバスで見学に来られた方もありいつでも受け入れられていることに感心した。少ない教室の中、いろいろ工夫されて使われている。生徒たちも落ち着いていた。作業をしているときの楽しそうな顔が素敵だった。

 全体的に良い評価をいただくことができましたが、廊下などの物品の整理整頓について反省を促されました。2学期は改善を図りたいと思います。


グランドで はじける笑顔 秋の空 (吉)