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平成18年3月17日
広島市立広島養護学校 嶽野壽正

来年度に向けて

本年度もあと少しとなりました。学校では、この一年間を振り返り課題を整理し来年度の取り組みを検討しているところです。この一年間、お子様の成長はいかがでしたか。一人ひとりが大変よく頑張り、持てる力を十分に発揮し、一段と成長した姿を様々な場面でみることができました。
保護者の皆様の学校教育へのご理解ご協力に感謝しております。ありがとうございました。
来年度の入学者数がほぼ確定しました。今後、転出入による若干の変動があるかもしれませんが現時点での来年度の推計をお知らせいたします。小学部1年生には入学生9名、この他4年生と6年生に転入生があります。したがって小学部全員で58名となり、本年度より3名の増となります。中学部1年生は22名、他に3年生に転入生があります。中学部全員で56名となり、本年度より13名の増となります。高等部1年生は42名、高等部全員で135名で、本年度より5名の減となります。全校生徒は249名となり本年度より11名の増加となります。この児童生徒数の増加に対応するために、仮設校舎2教室分を設置します。場所は、高等部職員室の横です。ブランコや滑り台、ジャングルジム、アスレチックなどがあるところです。ブランコと滑り台はグランドの体育館側に移動します。ジャングルジムとアスレチックは老朽化しており移転が困難なため取り壊しとなります。校庭を共有している大手町商業高校にご無理をお願いしたしだいです。


くすのき教室について

 本校児童生徒の放課後対策事業(くすのき教室)がスタートして約2年が終了します。この間、事業が軌道にのりスムーズな運営がなされ喜んでいるところです。この事業は、社会局の障害福祉課が担当しておられます。来年度の利用申し込み用紙がすでにお手元に届いていると思います。この件についての問い合わせは、広島市社会局障害福祉課(рT04−2148)にお願いします。来年度はこの事業の拡大も計画されているようです。具体的な実施方法や申し込みなどについては4月から5月あたりに運営委員会が開催されその後連絡があると思います。本校の児童生徒・保護者にとりまして、放課後や休日の過ごし方の充実につながるものであり、障害福祉課のご尽力に感謝と敬意を表します。


学校協力者会議の開催

本年度より、学校協力者会議を設置しました。これは、校長・教頭や保護者、地域の人々などが一堂に会して、教育活動全般にわたって互いに意見を出し合い、また、提言をいただいて、協力・支援体制のもとに児童生徒の健やかな成長を図ることが主な目的となっています。本年度は8名の皆様に委員となっていただき、委員長には本校の初代校長 久保田尚先生にお願いいたしました。何回か学校においでになり授業を参観していただくとともに学校の取り組みなどを聞いていただきました。2月28日に最終回を開催し多くのご示唆をいただきました。来年度の学校運営の参考にしたいと思います。


新しい校医の先生の紹介

この3月末をもってお辞めになる学校医の木村先生と田中先生の後任の先生が決まりましたのでお知らせいたします。木村先生の後任は松田文雄先生(精神科)です。松田先生は翠町にて開業しておられます。田中先生の後任は山ア健次先生(歯科)です。山ア先生は千田町にて開業しておられます。これまで同様、よろしくお願いいたします。


離退任式について

 これまでは4月にどの学校も離退任式を行っており、本校もこれに日程を合わせていました。ところが来年度より、新任地に赴いたら、そこでの仕事に専念すべき等との考えから、市立の小中学校では離退任式を3月30日に行うこととなりました。本校は、諸般の事情を考え、4月10日に退任式のみを行うことといたしました。
 教職員の人事異動は、年度末に行われ、そのうち教員については例年、3月25〜27日あたりの新聞で公表されます。一方、事務関係職員の異動については新聞では公表されません。保護者の皆様には新年度になってから教職員の人事異動と退任式のご案内のお知らせをいたします。
    川岸に 出会いと別れの 桜かな