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平成18年2月17日
広島市立広島養護学校 嶽野壽正

卒業式に向けて

三学期も終盤を迎え卒業式まであと少しとなりました。高等部3年生は3月8日の卒業式に向けて、小学部6年生と、中学部3年生は3月15日の卒業式に向けて練習を始めています。どの学部も心に残る思いで深いものにしようと頑張っています。とても立派です。


木村学校医(精神科)様・田中学校医(歯科)様 ありがとうございました

 この3月いっぱいをもって、学校医のお二人の先生がお辞めになります。精神科医の木村先生と歯科医の田中先生です。お二人とも本校創立以来、実に23年間という長期間にわたって本校の学校医として勤めて頂きました。木村先生は精神科医の立場から児童生徒の心の問題解決にご尽力頂くとともに児童生徒の心情理解のあり方や指導等についても多くのご示唆をたまわりました。
また、田中先生は歯科医として児童生徒の歯の健康及び口腔衛生にご尽力頂きました。広島市より幾たびか良い歯の表彰を受賞することができました。学校保健委員会のあと、学校・保護者・児童生徒の代表により感謝のことばを述べさせて頂きました。本当にありがとうございました。
 両先生には、今後もご健康に十分にご留意され、ますますご発展されますよう祈念しております。また、今後とも本校教育の充実のためご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。


学校保健委員会の開催

 2月9日に本年度第2回の学校保健委員会を開催しました。この保健委員会は、学校医さん(内科、歯科、眼科、耳鼻科、精神科、整形外科)と学校薬剤師さん、PTA会長、PTA副会長、そして学校教職員(校長、教頭、事務長、部主事、養護教諭、栄養士、生活指導部長、保健指導部長、保健主事他)で構成されています。児童生徒の保健や安全に関することについて協議し、学校医さんや、学校薬剤師さん方から助言をいただいたりします。今回は、今年度の保健関係行事の実施状況の報告や来年度の予定などが中心的な課題でした。また、今回で学校保健委員会への参加が最終となる、木村先生、田中先生からそれぞれ精神科医、歯科医の立場より医療に関するお話をしていただき大変有意義な会となりました。


作品展示への出品

1月11日から1月15日にかけて西区の横川新町にある西区民文化センターで、第18回広島市立高等学校総合文化祭の展示部門が開催されました。この総合文化祭は広島市立の高等学校8校(基町、舟入、市商、市工、大手町商業、安佐北、沼田、美鈴が丘)と本校高等部の合同の文化祭です。本校高等部は今回も展示部門に参加しました。
広島市教育委員会と広島市授産事業振興センターのお世話により、1月30日(月)より2月1日(水)の3日間、中区加古町にあるアステールプラザ1階の市民ギャラリーで、本校児童生徒の作品と市内小規模作業所の作品展示販売会が行われました。この作品展示・販売会は今年で6回目となります。毎年、多くの市民の皆様方においでいただきとても盛況で喜んでおります。今回も、本校児童生徒が力作をたくさん展示しました。おもな作品は、陶芸、染め物、書き初め、段ボール造形、写真立て、紙粘土作品、さをり、クラフト、木工、絵画などです。また、小規模作業所からも多種製品が多数品揃えされました。
このような総合文化祭や作品展示・販売会は子どもたちにとって、文化活動への興味関心を高め、活動を広げていくよい機会となっています。また、一方で多くの市民の方々に、子どもたちや働く仲間の頑張りを知っていただき応援していただくよいきっかけにもなっています。